サマータイム制

夏季に日照時間が長くなることを利用して就業時間を1~2時間進めて行う労働時間設定のこと。
第1次世界大戦中にドイツが採用したのを皮切りに,西欧諸国で行われるようになった。現在では,北半球を中心に50カ国以上で実施されている。
日本でも48年~51年までの4年間実施されたことがある。しかし,52年には,「労働者,農民及び家庭の主婦等の過労の原因となり,能率を低下させるおそれあり」との理由で廃止された。
この制度は,景気刺激,省資源,省エネルギー,休息などに役立つ反面,労働強化,サービス業,余暇産業にしわ寄せがくるといったマイナス面も指摘されている。
自治労は,サマータイム制の課題の解明と国民合意形成が不十分なままでの制度化には反対するとしている。