高速増殖炉

減速材を使わず,高速中性子を高速のまま別の原子核につけて,核分裂反応を連鎖的に続けさせようと設立された原子炉。
プルトニウムを燃料に,消費した量以上のプルトニウムを生み出すとして,「夢の増殖炉」と言われた。ただし冷却材として使うナトリウムの危険性や,開発中の事故等により日本以外の国々では開発をやめたり縮小したりしている。
日本では「もんじゅ」(福井県敦賀市)が94年臨界に達したが,95年ナトリウムもれ事故を起こし開発計画の抜本的な見直しを迫られており,自治労や反原発団体はプルトニウム政策の転換を求めている。