第14回病院労組定期大会

県職組合全般

心して働き続けられる職場環境に向けて取り組む

11月5日、西諫早公民館で定期大会を開催し、精神医療センター・島原病院から19名の代議員が集まり1年の組合活動の経過、今後の運動方針について確認しました。冒頭の田中委員長の挨拶では「些細なことでもいいので現場での不安は組合に相談してください。病院への愚痴とせず、より良い職場環境とするため課題として取り組みましょう」と述べ、さらに来年4月の統一地方選での取り組み強化を確認しました。

運動方針案

運動方針案として賃金画定交渉において

  1. 特殊勤務手当について、職務内容や労働実態に対応した支給対象職種の拡大や支給額の改善
  2. 経営を理由とした独自の賃金カットの阻止。長崎県に追従する給与削減の阻止
  3. 主任看護師の発令年齢の改善(41歳から40歳)
  4. 看護師長・副看護師長手当の新設
  5. 一時金の看護師役職加算を受ける年齢については行政職に準じた年齢(29歳)とすること(現行36歳からの短縮)
  6. 賃金不払い残業の解消
  7. 訪問看護手当の新設
  8. 会計年度任用職員の勤務労働条件の改善
  9. 新興感染症への対応を踏まえた臨床検査技師の処遇改善

    の9項目を課題として承認を受けました。

欠員解消に向けた取り組みを方針

また人員確保の難しさによる人員不足を招いている状況で、職員の労働環境が年々厳しくなってきており、夜勤回数の増加に伴い、自ら健康・体力を削りながら勤務する事は今後も一層の労働条件の悪化が懸念されることから欠員解消に向けた取り組みを方針として組合活動の継続を代議員と約束しました。

大会テーマ

最後に大会テーマである「地域に誇りが持てる職場であり定年まで働き続けられる環境である病院組織を作ろう」を団結頑張ろうで共有する定期大会となりました。